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夏コミケ二日目に、参加してきました。
新刊は「英国体験実話集2」と「林檎の種」です。
(しまった! 「林檎の種」が見切れてしまった!
「林檎の種」ヒラヤマ探偵文庫28 - 書肆盛林堂
今まで文学フリマ専門でしたが、ものはためしとコミケに初参戦しました。
いやあ、暑い、暑い。
もう存在するだけでぐったり疲れました。
二日目の「評論」で出て、盛林堂さんのとなりだったのは、ありがたく頼りになりました。
ただ、他のミステリ関連、ホームズや横溝関係は一日目の「小説」で出ていたので、いったいどちらを選択すればよかったのでしょうか。
やはり初参加ということがひとつ、あとミステリ関係が盛林堂さんだけ(ただし半分はSFかなあ)というのがひとつで、日付を間違ったのかもしれません。
一日目に参加してたミステリ関係のサークル様、どんな様子だったのでしょうか。教えていただければ幸いです。
しかし本当に疲れました。
文学フリマの10倍は疲れたかもしれません。
夏だということもありますが。
もっとも冬コミケの参加は、考えてはいません。やっぱり自営業は年末は忙しいんです。
このぶんでいくと、コミティアもこんな調子なのかな。
一度参加してみようかと思いましたが、やはりやめておいたほうがいいかもしれません。
ただいろいろ勉強になりました。
実際に体験してみるのは、貴重なことです。PR -
前回はヒラヤマ探偵文庫の第一作「スーザン・デアの事件簿」を取り上げたので、今回は最新刊「ロンドン夜と昼」を取り上げましょう
この本は、1953年に発行されたロンドンガイドブックで、観光名所を回るためというよりも、ロンドン市民がどんな生活をしているのかというのを体験するためのものです。
ですから普通のロンドン市民が通うレストランやパブ、商店などが詳細に紹介されています。
なおこの本も「ベデカー・ロンドン案内」と同じように、現存している店のホームページやグーグルマップにリンクするQRコードを、添付しました。
ちなみに原書の表紙がこれです。
横長のペーパーバックで、なかなかイラストがオシャレですね。
中にもたくさんイラストが入っているのですが、残念ながら翻訳には収録できなかったので、ちょっとだけここでご紹介しましょう。
これはどこでしょう。
右側の塔は、トラファルガー広場のネルソン記念柱でしょうか。
山高帽子に傘を手に、タクシーを呼んでいる絵に描いたような英国紳士(の絵)。
まだこの時代にはこういう英国紳士がいたのですね。
英国紳士はレストランへ。カイゼル髭もまだまだ現役だった時代のようです。
ちなみにこの本は、海外で買ったのではなく、都内の古本市で購入したのです。案外国内でも手に入るものですね。
本書をお買い求めの際は、ヒラヤマ探偵文庫BOOTH SHOP「ロンドン夜と昼」からどうぞ。