今回は、前回まで開催されていた流通センターから変わって、東京ビッグサイトでおこなわれました。いよいよ東京ビッグサイトでの開催です。西3・4ホールになります。
たいへん広い会場で、2263の出店になり、その人数も4026人でした。
一般来場者も10941人で、過去最高だそうです。
ヒラヤマ探偵文庫も開店準備が整い、12時には入場が始まりました。
今回の新刊は、『ミカドの謎』と『疑問の犯人』の2冊です。
そのほか、過去のヒラヤマ探偵文庫も、たくさん出品しました。
開始一時間くらい、大勢の人が訪れてくれました。
しかし、会場が広いためか、売れ行きが今ひとつ。このブースに来るまで、誘惑に堪えきれなくなり、寄り道をしているのかもしれません。
開催時間中に、会場もめぐってみました。
たくさんの人で、あまりよくブースを見ることができません。
ほんとに人が多いです。
また、大手出版社も以前に比べると、たくさん出店していることに気づきます。
これはいいのか、悪いのか。意見が分かれるところですね。
私(湯浅)としては、この日の文学フリマにふさわしい出版物を、ここでこの日に発売するのならいいんじゃないかと思います。
さて、終わりの時間も近づきます。
『ミカドの謎』も『疑問の犯人』も、まずまずの売り上げです。
全体としては、大きな声ではいえない「う~ん、厳しい」の状況でした。
終了後、片付けが始まります。
しかし、宅配便の受付場所があまりありません。
出店者が非常に多いので長蛇の列です。
重い段ボール箱を運ぶのは疲れます。また、時間もかかります。
これに関しては、次回、運営側の善処に期待したいです。
文学フリマ東京も、東京ビッグサイトでやるようになり、知名度も上がりました。
入場料も必要になりました。
しかし、東京に一極集中してしまうと、出店者側もいろいろと対策を練らなくてはなりません。できれば、関東近郊、新潟でも開催してもらえるとうれしいです。
もちろん、さまざまな事情があることはわかっています。ただ、あまりにも大きくなってしまうと、本を買う消費者側も迷ってしまうのではないでしょうか。買いたい本に偶然出会う時間がほしいのです。そのためにも、何か、いろいろな工夫が必要な時期に来ていると思いました。
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