"資料・その他"カテゴリーの記事一覧
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五月十九日に開催された文学フリマ東京に来てくださった皆様、ありがとうございました。
無事閉幕し、ようやく疲れもとれましたのでブログを書いていますw
今回の新刊は、以前もご紹介した通りに
「海老足男との対決」
「テリーの日本案内 大正三年版」
「趣味のモダン・アラカルト 大正・昭和・戦後のひととき」(湯浅篤志)
の三冊です。
よそ様と比べても、分厚いのでどうしてもお値段が高くなってしまい、申し訳ありません。心苦しいのですが、どうぞご容赦ください。
今回の入場者は一万二千人くらいだったそうです。
このところずっと右肩上がりで推移していたのですが、この数字は前回と同じくらいかな。入場料一千円を取ることになって、成長が鈍化したのかもしれません。
われわれの売り上げは、前回をやや下回ったかというところです。特に前回はバックナンバーがたくさん売れましたが、今回はほとんど動きませんでした。ちょっと考え所かもしれません。
これが十二月の次回となると、お台場に移るわけです。
不確定要素がまた一つ増えますね。
どうなるのでしょうか。
しかし思うのですが、東京は五月と十一か十二月で、間が五、六ヶ月空いています。一方で関西は九月に大阪、一月に京都ですので、四ヶ月しか空いていません。また冬の東京とは一、二ヶ月しか空いていません。これがもうすこしバランスよく、たとえば京都を二月か三月にすればいいんじゃないかと思うのですが、いかがでしょうか。
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ご無沙汰しております。
ヒラヤマ探偵文庫は、例年通り文学フリマ東京38に参加いたします。
今回で東京流通センターでの開催が最後だとか。
第一会場、第二会場と分かれてから、第二のほうばかりでしたが、今回は久しぶりに第一会場です。
場所は、図の赤い矢印のところです。入場してずっと右ですね。
ちなみに青い矢印は、私も寄稿している「『新青年』趣味」を発行している「『新青年』研究会」のブースです。こちらもどうぞご贔屓に宜しくお願いします。
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少々遅くなりましたが、あおけましておめでとうございます。
今年もヒラヤマ探偵文庫をよろしくお願いします。
さて、今年の予定としましては、まずは2月に新刊を出します。
COMITIA147(2月25日)あたりで発刊いたします。
その題名は、どうぞお楽しみに。
「クイーンの定員」の一冊です。
3月23日開催のめしけっと・旅チケットには、Exシリーズで参加します。新刊は今のところ考えていません。
もちろん文学フリマ東京(5月19日)に参加します。このときにも新刊を出します。新しいシリーズを考えています。
同時に資料系のEx シリーズも、考えています。
夏は、文学フリマ大阪(9月8日)に参加するかどうかは、まだ決めていません。最近ホテル代も高くなっていますからね(苦笑)。ただ、夏には一冊くらい出したいとは思っています。
そして冬には文学フリマ東京(12月1日)にも、参加します。やはりこのときにもEx シリーズを出したいです。
もちろんヒラヤマ探偵文庫JAPANはそのほかに新刊を出します。
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今週末の11月11日(土)に、文学フリマ東京が開催されます。
今回はいつもと違って土曜日開催だということで、お気をつけ下さい。
会場は
東京流通センター 第一展示場・第二展示場(〒143-0006 東京都大田区平和島6-1-1)東京モノレール「流通センター」駅 (MO-04) 徒歩1分
です。
少々足が不便ですが、他にはバスという手段もあります。
入場は無料ですが、次回の来年の文学フリマ東京から有料になるそうです。ちょっと様子を見ておきたいというかたは、今回おいでになることをおすすめします。
もちろんヒラヤマ探偵文庫も参加します。
第二会場二階の右奥あたりにある、「し41~42」です。
駅に近いほうの建物が第二会場で、遠い方が第一会場です。
前回は皆さん第一会場から入場されたのか、そちらが激混みで、第二会場はそれほどではありませんでした。しかし今回は第二会場一階で某芸人さんの本が発売されるそうですから、そちらも激混みになるかもしれません(本人は来ないようですけど)。だから第二会場二階は、唯一のオアシスかも(苦笑)。
カタログはクリックしてご覧下さい。
新刊書影は
の三冊です。特に「美女舞踏」は少数部数パンフレットなので、文学フリマおよびヒラヤマ探偵文庫JAPANの直販のみの発売ですから、ご注意ください。
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ヒラヤマ探偵文庫は、9月10日(日曜日)に、大阪市天満橋駅そばOMMビル2階で開催される文学フリマ大阪11に参加します。
文学フリマ大阪に参加するのは、昨年に続いて二度目です。
詳しくはヒラヤマ探偵文庫のwebカタログをご覧下さい。
8月の夏コミケに続いて二ヶ月連続の出店です。よその活発なサークルさんは、文学フリマもコミケもコミティアも、全部出ているところもあるそうですが、さすがにそんな体力はありません。ところがどうして二ヶ月連続なんている無茶なことをしたのかというと、初申し込みのコミケが当選するかどうか、自信がなかったからです。で、両方とも出ることになってしまったというわけです。コミケはどうせ初申し込みだから落選すると思ったんですがねえ。(もっともその後、駐車場の抽選には落選しましたから、半分予想は当たったということですが)
両方とも当選して慌てたことは慌てたのですが、せっかくですから両方ともで新刊を出すことにしました。
まず一冊目は
「二重の影』森下雨村
です。
「新青年」編集長で、探偵小説家の森下雨村が少年少女向けに書いた探偵小説の復刻です。佐川春風名義「幻の男」(『日本少年』大正13年1月号)と森下雨村名義「二重の影」(『少女倶楽部』大正12年1月号~4月号)が収録されています。
編集と解説を担当した湯浅篤志は、江戸川乱歩の「怪人二十面相」に影響を与えた作品ではないかと考察をしています。すでに少年探偵のシリーズキャラクター化が大正時代には行われていたのですね。もちろん日本の探偵小説家たちも、ヒラヤマ探偵文庫でご紹介しているセクストン・ブレイク・シリーズを読んでいたことでしょうから、シリーズ・キャラクターの効用はご存じだったことでしょう。
二冊目は
「ある刑事の冒険談」ウォーターズ、平山雄一・訳
です。
これは昨年秋の文学フリマ東京で発売した「ある刑事の回想録」(ウォーターズ、平山雄一・訳)の続編です。「ある刑事の回想録」は、「クイーンの定員」第二番に選ばれていました。
選ばれるほどですから、やはり好評だったのでしょう。さらにもう一冊続編が出ましたので、こちらもご紹介します。やはりエジンバラ警察の刑事を主人公にした、読み切り短編集です。シャーロック・ホームズと全く同じ形式ですね。
この読み切り短編という形式を発明したのは自分だと、コナン・ドイルは自伝で自慢していましたが、彼がまだ子供の頃に、すでに故郷エジンバラでまったく同じ形式の探偵小説が発表されていたのですから、やはり「本人の言葉」というものもあてにはなりません(笑)。
リアルタイムでは読んでいなかったかもしれませんが、こうして単行本になっていたのだからその後に読んでいた可能性は十分にありますが、どうやら記憶の彼方に行ってしまったようです。
また、今年出した新刊も少し持っていきますので、よろしかったらどうぞ。
昨年の文学フリマ大阪では、「ニューヨーク・ネル」を新刊として出し、ご好評をいただいて、持参した分は完売しました。実際、予想外の売れ行きでした。で、調子にのってまた大阪遠征というわけですが、今年ははたしてどうなるでしょうか。
文学フリマ京都や、夏コミケのように討ち死にしてしまうでしょうか。
昨年の1.5倍の広さになった今回の文学フリマ大阪、一艘のお運びを期待しております。
どうぞ皆様お誘い合わせの上、ご来場ください。