"翻訳小説"カテゴリーの記事一覧
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「新青年」研究会の機関誌「『新青年』趣味」24号が、発売を開始しました。
今回の特集は『ユーモアと『新青年』」および「この人も『新青年』」です。
前の特集で、平山は
地下鉄サム英語書誌 平山雄一地下鉄シャムのライバル ジョンストン・マッカレー 平山雄一 訳
を書きました。
また、一般投稿として
山中峯太郎の新発見筆名「澄川哲朗」について 平山雄一
を書きました。『新青年』と関係なくてすいません。
さらに湯浅は
『新青年』に見られる小酒井不木のユーモア 湯浅篤志
を寄稿しました。
入手方法は
盛林堂さんの通信販売
でお買い上げください。
いずれアマゾンでも通販されるとおもいます。
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五月十九日に開催される文学フリマ東京の新刊を、お知らせします。
「テリーの日本案内」は、大正はじめの日本を旅行する外国人のためのガイドブックを翻訳しました。以前出版した「ベデカー・ロンドン案内」の日本版のようなものです。日本への渡航方法、日本食について、ホテルや旅館の泊まり方、骨董品の買い方などが書いてあります。ちょうど「鬼滅の刃」の舞台である、関東大震災以前の大正時代を学ぶのにちょうどいいのではないでしょうか。
「趣味のモダン・アラカルト」(湯浅篤志)は大正、昭和から戦後へと続く、文人、世間の〈趣味〉への関わり方をとりあげたエッセイ集。大正文学研究者、湯浅篤志『夢見る趣味の大正時代』(論創社、2010)の続編になります。
「海老足男との対決」(ウィリアムズ)は、アガサ・クリスティ「二人で探偵を」でパロディ化されている、クリスティお気に入りの探偵小説です。しかしこの作品は今まで邦訳されたことがありません。第一次世界大戦を舞台にした、スパイ小説です。最近「二人で探偵を」の新訳も出ましたので、これを機会にお読みになってみてはいかがでしょうか。 -
二月二十五日はコミケットに初参加してきましたが、爆死でした。
いやはや、去年のコミケ(夏)よりもダメでした。
あれはお隣に盛林堂さんがいらっしゃったおかげかな。
まったくミステリ関係のブースがない中で、無謀と言えば無謀でした。
もっとも悪いことばかりではなく、申し込み方法はコミケよりもわかりやすく、解説パンフレットも読みやすかったです。コミケは複雑怪奇です。まあ、それだけです。
で、新刊の「一攫千金のウォリングフォード」ですが、売るほどあります(笑)。
おかげさまで通販をお願いしている各書店さんも好調なようで、追加注文をいただいたところもありました。
以下、通販で販売しているのは
盛林堂
ジグソーハウス
CAVA BOOKS
タカラ〜ムの本棚
です。店頭販売をしてくださっているのは
古書荒蝦夷(仙台)
古書いろどり(神田神保町)
henn books (名古屋)
うみねこ堂書林 (神戸)
です。
どうぞよろしくお願いします。 -
ヒラヤマ探偵文庫は、きたる2月25日(日曜日)に東京ビックサイトで開催されるコミティア147に参加します。
場所は「す42a」です。
昨年はコミケにも参加してみましたが、今度はコミティアに参加してみようと思います。
春(5月)と秋(11月)の文学フリマ東京の間に、何か参加できるものはないかと思っていたのですが、まずは夏コミケを試してみました。しかしコミケは申し込み方法が複雑で大変だし、いろいろと独特のきまりも多く、その割にはあまり売れなかったので、うちとは合わないようでした。
9月には文学フリマ大阪があり、大阪独特の明るい雰囲気もあり楽しいのですが、やはり旅費がかかります。でもまた行ってみたい気もあります。
1月には文学フリマ京都がありますが、11月の東京からたった二ヶ月しか経っていませんし、大阪と比べると今ひとつおとなしい感じがしました。それに最近京都は宿泊費が高騰していますしww
だから2月か3月の即売会があるとちょうどいいので、今回コミティアを試してみようと思ったわけです。
新刊として、「一攫千金のウォリングフォード」(チェスター)を出します。
また、大正時代の不思議小説パンフレットシリーズ1、2を販売します。
これらは通販以外では、即売会の直販、あとは高知県立文学館のみでしか販売しませんので、どうぞよろしくお願いします。
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ヒラヤマ探偵文庫をご愛顧いただきありがとうございます。
2月25日のコミティア147(東京ビッグサイト)にヒラヤマ探偵文庫は出店し、その際に新刊
「一攫千金のウォリングフォード」ジョージ・ランドルフ・チェスター、平山雄一訳
を、新発売いたします。
この本は「クイーンの定員」39番である、痛快な詐欺師小説です。
もちろんいつもお取り扱いいただいている書店さんでも通販、店頭販売をいたしますので、おたのしみにしてください。これから順次各書店さんで詳しい情報が公開されると思いますので、ご注目のほどよろしくお願いします。