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来たる12月1日(日曜日)に東京ビッグサイトで開催される文学フリマ東京に、例年通りヒラヤマ探偵文庫は参加します。
今まではモノレールに乗っていく流通センターでしたが、今回から会場が変わるのでご注意ください。前会場は分散していましたが、今回はワンフロアにまとまっています。初めての試みですが、はたしてどうなるでしょうか。
詳しくは
文学フリマ東京開催案内
をご覧ください。
今回は新刊として一冊目は
「ニック・カーター日本の冒険 ミカドの謎」
を出します。
これは19〜20世紀にかけてアメリカの青少年に大人気だったニック・カーター探偵の物語で、日本を舞台にした作品をご紹介します。当時は日露戦争もあって日本が注目されていた時代ですが、それでもこの表紙(原書の表紙です)をみると、コミックオペラ「ミカド」のレベルですね。ヒラヤマ探偵文庫はイギリスのセクストン・ブレイクだけでなく、アメリカのニック・カーターもおおくりします。
二冊目は「大正時代の不思議小説パンフレット」シリーズ3冊目
「疑問の犯人」白浜潮花
です。これは大正時代の「キング」に掲載された作品ですが、前号の予告広告には森下雨村の名前だったんです。しかし実際出版されてみると、白浜名義になっています。はたして白浜は森下だったのでしょうか? ご自分の目でたしかめてみてください。
ちなみに、「疑問の犯人」は通販は「ヒラヤマ探偵文庫JAPAN」のBOOTHショップのみでしか通販はいたしませんので、ご注意ください。
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11月3日に神田で開催された面白同人誌バザールに参加してきました。
情報系の同人誌のみの即売会ですので、今回はヒラヤマ探偵文庫のなかでも、資料系の本だけを集めての参加です。
お品書きは以下の通りです。
「1930年のイギリス料理」
「テリーの日本案内」
「女王陛下のロンドン」
「ロンドン夜と昼」
そしてJAPANのほうからは
「森下雨村犯罪実話集」
「趣味のモダン・アラカルト」
でした。
そして新刊は「ヴィクトリア朝の上流階級」です。
これは1897年のヴィクトリア女王即位60周年を記念した、臣下写真集です。当時の主な政治家や宗教家や作家などの写真が掲載されています。当時の解説に、平山がその後の生涯についての解説を付け加えました。イギリスの歴史や政治が好きな方だけでなく、当時の男性ファッションに興味がある方にもおすすめです。
次の即売会は、12月1日開催の文学フリマ東京の予定です。
もちろん小説の新刊を出しますので、ご期待ください。 -
ご無沙汰しております。
いよいよ九月八日日曜日、大阪にて大阪文学フリマが開催されます。
今年もヒラヤマ探偵文庫は参加し、新刊を二冊発売いたします。
まずは
です。ご好評をいただいている犯罪実話シリーズ三つ目で、これもストランド・マガジンの犯罪関係記事を独自に編集しました。
二冊目は
です。こちらは森下雨村が「新青年」に発表した犯罪実話シリーズです。戦前の犯罪実話といえば牧逸馬が有名ですが、他の作家もばりばり書いています。これからいろいろご紹介できればと思っています。
そういうことですので、
今回の大阪文学フリマは「犯罪実話祭り」と銘打っていきたいとおもいます。
品切れになっていた「英国犯罪実話集1」を少し印刷しました。また「英国犯罪実話集2」も、委託先から回収して持参します。
1、2、3がまとめて購入できるチャンスはこれが最後かもしれませんヨ!
ヒラヤマ探偵文庫は、
ここでお待ちしています。
ブース:こ-07〜08
9/8(日) 12:00〜開催
入場無料
OMMビル2F A・B・Cホール
イベント詳細→ bunfree.net/event/osaka12/ c.bunfree.net/e/c9v #文学フリマ大阪
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「新青年」研究会の機関誌「『新青年』趣味」24号が、発売を開始しました。
今回の特集は『ユーモアと『新青年』」および「この人も『新青年』」です。
前の特集で、平山は
地下鉄サム英語書誌 平山雄一地下鉄シャムのライバル ジョンストン・マッカレー 平山雄一 訳
を書きました。
また、一般投稿として
山中峯太郎の新発見筆名「澄川哲朗」について 平山雄一
を書きました。『新青年』と関係なくてすいません。
さらに湯浅は
『新青年』に見られる小酒井不木のユーモア 湯浅篤志
を寄稿しました。
入手方法は
盛林堂さんの通信販売
でお買い上げください。
いずれアマゾンでも通販されるとおもいます。